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放送文化基金賞

創作ドラマ大賞への参加

「創作ドラマ大賞」  日本放送作家協会のサイトへ
 「創作ドラマ大賞」は、一般社団法人 日本放送作家協会とNHKが実施している事業で、テレビ・ラジオドラマの創作脚本を全国から懸賞公募して新人を発掘し、次代の放送を支える作家を育成する事業です。
 放送文化基金は、その事業を後援しており、テレビ・ラジオの大賞作品にそれぞれ賞金50万円を贈呈しています。(大賞に該当する作品がない場合には、その他の賞に賞金を贈呈しています)

2018年 第43回創作テレビドラマ大賞

タイトル受賞者
大賞 「ゴールド!」 鳴尾 美希子
佳作 「52歳、親の介護が待ってます」 北村 陽子
佳作 「ロボ恋」 松本 和子

10月に最終審査会によって3本が選ばれ、11月16日(金)に贈呈式が行われました。大賞作品はドラマ化され、NHK総合テレビで放送される予定です。

大賞「ゴールド!」梗概

 運転免許を取得して50年以上。ただの一度も交通違反を犯した事などない。そんな柴田政継は、認知症の妻・冨美代を乗せて運転中、警察官に停止を求められ、生まれて初めて違反切符を切られてしまう。自分の運転に絶対の自信とプライドを持つ柴田は、警察の過ちを暴きゴールド免許を取り戻すのだと取締りの監視を始めるも、敵はなかなか尻尾を出さない。そこに冨美代が徘徊を始め、柴田の苛立ちは募るばかり。挙げ句、悪質なドライバーを勢いで怒鳴りつけ、結果として警察に協力までしてしまう始末。そんな中、柴田は唯一挨拶を交わす仲の松永夫妻が起こした交通事故を目の当たりにした事で、ハンドルを握れなくなってしまう。さらには冨美代がいなくなり、失意に陥る柴田。そんな柴田の窮地を救ったのは、松永夫妻の孫娘と、他ならぬ仇の警察官だった。冨美代が保護された場所を知った柴田は、本当に取り戻したかった大切なものを思い出す―。

2018年 第46回創作ラジオドラマ大賞

タイトル受賞者
大賞 『灰色のカンバス』 出川 真弘
佳作 『母ちゃんと王様』 門前 日和
佳作 『ボブガール、チャリボーイ』 棚橋ますみ

 第46回創作ラジオドラマ大賞の最終審査会が3月に行われ、大賞1本、佳作2本が選ばれました。また、3月23日に贈賞式が行われ、受賞者に賞状と賞金が手渡されました。
 大賞作品はラジオドラマ化され、NHK-FMで放送される予定です。

大賞「灰色のカンバス」梗概

 塗装工の沼田凌(26)はかつて不法滞在の外国人犯罪に巻き込まれ負傷。プロサッカー選手の夢を諦めた。今はベトナム人技能実習生・ティン(23)と、街の落書を消しペンキを塗る仕事に就いている。さぼり癖のあるティンを疎ましく思う凌だが、二人はある日、高橋(75)という男からボランティアへの協力を求められた。日本人と外国人が一緒に落書を消し交流を深めたいのだという。実は四年前、自暴自棄の凌は「受け子」として詐欺に加担していた。被害者の高橋は凌の顔を覚えていない。償いになればと引き受ける凌だが、改めて罪の重さに気付く。加えて中学の先輩・小泉(27)から犯罪をネタに強請られるのだが、その現場をティンが目撃する。口論になりティンは小泉を殴り警察沙汰に。会社は強制帰国という決断を下す。それを阻止するにはティンの正当性を訴える必要がある。凌は葛藤の末、自分の過ちと向き合い、高橋に全てを打ち明ける覚悟を決めた―。