ノーベル賞受賞 おめでとうございます! ~放送文化基金の委託研究に参加した研究者3人が受賞~
今年のノーベル物理学賞は、青色LEDを発明、実用化した赤崎勇教授、天野浩教授、中村修二教授の3人に贈られます。実は、3人の研究者は、放送文化基金とも深い関わりがあります。今から20年前、基金の委託研究としてスタートした 「青色発光プロジェクト」で、赤崎、天野両教授には中心的な役割を果たしてい ただきました。また、中村教授にはプロジェクトの一環として開催された「国際フォーラム」にパネラーで参加していただきました。2年間にわたるプロジェクトの成果は、「映像のあすをひらく青色発光」という本にまとめられました。天野教授は、委託研究プロジェクトを振り返り、「大変優れた、先見性のある方々が集い、議論した場であった」と書いています。その後、青色LEDの開発、実用化は、放送、通信など情報社会の基盤技術の発展のみならず、人類の生活、文化の向上に大きく寄与しています。今年、創立40周年を迎える放送文化基金としても、20年前の委託研究に参加していただいた3人の研究者が、今回、ノーベル賞を受賞することを心から喜ぶとともにお祝い申しあげます。
40周年記念研究報告会「3.11とメディアのこれから -震災、原発事故からの教訓-」の報告書を刊行しました。
放送文化基金設立40周年記念研究報告会「3.11とメディアのこれから -震災、原発事故からの教訓-」の報告書を刊行いたしました。
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