全国制作者フォーラム2024~参加者の声~
寄稿
2024年2月17日(土)、東京で「全国制作者フォーラム2024」を開催しました。
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フォーラムで司会をしていただいた、平井侑貴さん、ミニ番組の山下晴海賞を受賞した宇佐美瑠衣さんに感想をいただきました。
平井侑貴 大分朝日放送
全国制作者フォーラムというありがたい機会に司会を任せていただき、本当に感謝しております。
作品はどれも見入ってしまうものばかりで時間があっという間に過ぎていきました。ひとつひとつに考えさせられたり、心を動かされたり、内容に引き込まれて司会の仕事を忘れてしまわないかヒヤッとすることもある程でした。映像の撮り方や構成の仕方などの表現方法について審査員の方々の言葉から学ぶことがとても多かったです。
また、同世代の制作者のみなさんとの交流がとても刺激になりましたし、励みになりました。フォーラムで学んだことや感じたことをしっかりと胸に刻み、今後の仕事に繋げたいと思います。
宇佐美瑠衣 札幌テレビ放送
山下晴海さん(写真右側)と
報道部の記者になってから月に1度のペースで夕方ワイドの特集を制作してきました。「テーマが決まらない…」といつも焦り、追いこまれながら迎える放送日。「もっとこうしていれば…」反省点をあげればキリがなく落ち込むこともありましたが、思い返すと当時の苦悩が今の制作に生かされていると感じます。5分以下の企画から始まり、その積み重ねが10分の特集になり、30分の番組につながる。ミニ番組の制作を繰り返し、培った経験やノウハウが制作者としての原点となることに気づきました。
フォーラムではゲストの方々から「インタビューよりも日常を切り取り表現する方がいい」などの講評をいただきました。また、ほかの制作者が手掛けた作品をみて、同世代の活躍に刺激と励みをもらいました。こうした貴重な機会を大切に、原点を忘れることなく、今後も取材に臨みたいと思います。