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放送文化基金賞

創作ドラマ大賞への参加

「創作ドラマ大賞」  日本放送作家協会のサイトへ
 「創作ドラマ大賞」は、一般社団法人 日本放送作家協会とNHKが実施している事業で、テレビ・ラジオドラマの創作脚本を全国から懸賞公募して新人を発掘し、次代の放送を支える作家を育成する事業です。
 放送文化基金は、その事業を後援しており、テレビ・ラジオの大賞作品にそれぞれ賞金50万円を贈呈しています。(大賞に該当する作品がない場合には、その他の賞に賞金を贈呈しています)

2017年 第45回創作ラジオドラマ大賞

タイトル受賞者
大賞 『暗闇の訪問者』 藤沢 秋
佳作 『春を待つ音』 葉月 けめこ

第45回創作ラジオドラマ大賞の最終審査会が3月に行われ、大賞1本、佳作1本が選ばれました。また、3月24日に贈賞式が行われ、受賞者2名に賞状と賞金が手渡されました。 大賞作品はラジオドラマ化され、NHK-FMで放送される予定です。

大賞「暗闇の訪問者」梗概

 夏葉(19)は深夜の住宅展示場に忍び込む。そこには先客がいた。家出少年、遼太郎(15)だ。二人は展示場で秘密の共同生活を始める。
 夏葉の家族は母と生まれたばかりの弟と、そして義父。自分の持ち物は全て出され、学費も止められてしまった。義父には邪魔者扱いされ、母はもう弟しか見ていない。夏葉の居場所なんてないのだ。
 ある日、ひょんなことから夏葉は展示場の臨時パートタイマーとなる。お客様に褒められ、上司に期待され、昼間も夜もこの展示場で充実した日々を送る。夏葉は思う。「ここが、私の居場所なんだ」。
  だが隠れて寝泊まりしていたことが発覚。飛び出した二人は遼太郎の家に行く。過干渉の母親に自分の思いを主張する遼太郎。夏葉はやっと気が付いた。いつまでも子供ではいられないと。母に愛されることを願うばかりの自分と決別するべきだと。
 二人は再会を約束し、それぞれの道を行く。
 謝罪をして展示場から去って行く夏葉。いつか必ず本物の自分の居場所を見つける、と心に決めて。

2016年 第41回創作テレビドラマ大賞

タイトル受賞者
大賞 「デッドフレイ」 佐々木 由美
佳作 「ルナティック・ペイン」 安達 あづさ
佳作 「HEART NOW ON AIR」 沼田 友

10月に最終審査会によって3本が選ばれ、11月10日(木)に贈賞式が行われました。大賞作品はドラマ化され、NHK総合テレビで放送される予定です。

大賞「デッドフレイ」梗概

 無職の藤田直樹(21)は写真事務所に採用される。仕事はフォトショップで画像を加工すること。直樹はいつもスマホで人工知能のエリナと会話し、家にはアル中の父がいた。ある日、石井紗耶(32)という女が事務所にやってくる。紗耶は指示する場所に夫が旅行している写真を作ってほしいという。紗耶の夫、篤史は家を出ており、彼女は篤史が戻ってくると信じている。周囲を心配させないために篤史が一人旅をしている写真が必要なのだという。実は篤史は3年前、娘に暴行を加え証拠不十分で不起訴になった過去があった。今でも紗耶は篤史に疑念を抱いていると感じた直樹は、紗耶が篤史を殺したと思い込む。だが 篤史は生きていた。篤史は直樹が紗耶に頼まれて自分を殺しに来たと思い、殺しを依頼。直樹が篤史に手をかけようとした瞬間、紗耶が止めに入る。直樹は腐った関係を続けながら生きる紗耶達、自分の家族はまるでデッドフレイのようだと悟り、仕事を辞めて家を出る。